TR-9000G |
- ● 144MHZ 帯は、TENHAM15で開局
- TR-2300、TR-9000、TR-9000G、IC-2330、FT-100Mと運用機種が変更になりました。FT-100M購入後、TR-9000系は処分しましたが使い勝手が懐かしくなり再度購入しました。故障品を現状購入し、修理運用しています。
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● 修理の状況 |
- ● 原因
- 裏ぶたに設置のメモリーバックアップ電池の液漏れにより基板上の部品に付着、錆が発生使用時にショート等により電流が流れたことによるものと思慮される
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- ● 中古で購入その1
- 現状購入、電源は入りません。付属品はなく、マイクロホン、電源コードなし。
- ● 中古で購入その2
- 電源が入らないことでしたが、ワニグチクリップで試しに電源を投入。すると、ヒューズが飛びました。カバーを外し電源コード部分を見たが変化なし。ヒューズが飛ぶということは、保護回路(電源を+、-を繋いだときの内部回路保護)を疑いました。
- ● 中古で購入その3
- ダイオードを触ったところ、二つに割れ損傷していました。代替品を交換し、電源が入るのを確認。受信、送信確認(定格出力、周波数ずれ等)し完了となりました。
- ● 中古で購入その4
- その後運用中、受信信号のSメーターは振れるのですが、スピーカーから音声が出ません。更に、故障が発覚。再度、カバーを外し内部確認。IC、TR、抵抗電気的な故障のため、頭を悩ましました。原点に返れ。配線図をスピーカー側から確認。
- ● 中古で購入その5
- 配線図を基に、信号を追跡するとAF PAのICの入力と出力が同じ波形であった。ICを疑った。ICの詳細をネットで確認、(出力波形確認)し、IC不良が確定した。
- ● 中古で購入その6
- ICの入手先をネットで確認購入交換、一見落着
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- ● インフォメーション
- 旧機種の部品は、製造中止のものが多く存在し、故障箇所がわかっても修理できないこともある。
部品調達は、ネットで検索し購入することとなるが、トランジスターは末尾の記号でhfeの異なるので注意が必要です。
今回は、同等品を購入で対応
TRのhfeの分類
O:70〜140 Y:120〜240 GR:200〜400 BL:350〜700
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